2012年07月10日
【主張】支えてくださっている皆様にお伝えしたいこと
少し間が空きましたが、7月8日に私が地元沖縄第四区で読み上げた声明文を掲載します。
民主党沖縄県4区総支部長としての最後の活動となりました。
当日、お集まりいただきました党員・サポーターの皆様には本当に感謝しております。
多くの激励をいただいたことも重ねてご報告いたします。
今後は、「無所属」という形で政治活動を続けます。
まず、何よりも「沖縄」の諸問題の解決、また、あるべき「沖縄」社会の実現に向けて、
全身全霊、努力を重ねてまいる所存です。
他方、国会内においては、小沢一郎議員が率いる「国民の生活が第一」会派に合流いたします。
委員会での発言、そのほか国会議員・立法府の一員としての活動基盤は、しっかり確保してまいります。
皆様のご理解を、願わくば、変わらぬご支援となお一層のご指導を、衷心よりお願い申し上げます。
以下、私が読み上げました声明文となります。
*********************************
私、瑞慶覧チョービンは、7月2日に民主党本部に「離党届」を提出いたしました。
そして、7月4日、「除籍処分」を受けました。
本日お集まりくださいました皆様におかれては、すべてご承知のことと存じております。
しかし、「チョービンは何を考えているのか」、「これからどうするつもりなんだ」、「本人の考えがよくわからん」
――ひとえに、私の至らなさによるものでありますが、これまで私を支えてくださってきた皆様方に、「驚き」あるいは「困惑」など、ご心配もおかけしております。
申し上げた「離党届」、「除籍処分」。すべて、覚悟と決意のうえに踏み切った行動です。本当に苦しく、悩みに悩み、苦しみ抜いた末の決断でもありました。
すべて、私自身が責任を負う覚悟でございます。しかし、本日は、これまで、そして今も、私、瑞慶覧チョービンを支えてくださっている皆様に、私の考えと胸の内を、苦しくもなぜこのような決断に至ったのか、このことを皆様方に直接お話をさせていただきたく、お越しくださいますようお願い申し上げました。
一体なぜそういう事態になったのか? 何があったのか?
まず、私が、沖縄選出の国会議員として送り出していただいた2009年にさかのぼって、お話をさせていただきます。
2009年8月30日、瑞慶覧チョービンは皆様方のご支援のもと、民主党の衆議院議員にしていただきました。私への投票総数は89,680票。本当に有り難いご支援、投票をいただきました。
それは、長年続いてきた「自民党政治」への決別であり、同時に、民主党が訴えてきた「政権交代」への熱い期待の結果であります。そして、「民主党」による新政権、ここから“新しい政治の流れ”が、始まることを誰もが期待し、希望を託しました。
私は今でも、2009年の解散総選挙は、新しい歴史が拓かれた瞬間だったと思っております。
そして9月16日、鳩山内閣が誕生しました。
私も議場で鳩山さんと固い握手を交わしました。
はっきりと覚えております。
あれから約3年。
その間、「民主党」に、皆様の期待を裏切るような未熟さ、お粗末、あるいは、政権政党としての至らなさ、数え上げても切りがない、不足、不十分があったことは否定いたしません。
しかし、すべては「国民」のため、新しい政治を期待して民主党に政権を託してくださった 数え切れない皆様の思いに応えるため、‘愚直にがんばる’、たとえ素人と馬鹿にされても、‘国民のための政治を貫く’-これが「民主党」の本質であると信じ、誠に未熟ではありましたが、私も、民主党員として、民主党所属の国会議員として、ひたすら全力を尽くしてまいりました。
そして今、皆様もご存知の状況、「消費税」、あるいは「普天間」、「オスプレイ」、あるいは「TPP」など、
個々の問題はお話し申し上げませんが、このような一連の問題とそのいきさつも経て、
今回、このような結末を迎えるに至りました。
私自身、民主党政権が、民主党の政治が、このようなことになるとは、予想だにしておりませんでした。
今回、総理だった鳩山さんは6ヶ月の党員資格停止になりました。一方、小沢さん、恐らく万人が認める「政権交代の一番の立役者」の小沢一郎氏は離党届を提出しました。しかし、その後、党本部は離党を認めず、除籍処分となりました。
そうした今回の一連の流れの中、党の方針、党の政策、党の運営に異議を唱え、あるべき民主党本来の姿を訴えて「反旗」を翻した民主党の国会議員は、衆・参合わせ、84人にのぼりました。
私もその一人でございます。
民主主義というのは、議論を尽くし、討論を重ね、最善の結果を導き出すため、限界まで努力をすることであると考えます。
最後、多数決で終わることもあるでしょう。
あるいは結論が出せそうにない場合、まだ時間的に余裕があれば、「保留」をするという選択も当然御座います。
いずれにしても、多数意見も少数意見も、尊重する/尊重されるというのが民主主義の原点であり、基本であると私は考えます。
まして、意見を異にする者を、あるいは、意に沿わない存在を、一方的に切り捨てるというようなやり方は、あってはなりません。まして、それが国民生活の基本、根本に関わることであるならば、絶対にやってはいけません。
今回、私が「民主党」という政党に愛想を尽かした
――正直に申します、心底愛想を尽かしました。
その理由は、根本的、根源的に、その点に行き着きます。
何よりも、全体のため、具体的に申し上げれば、日本全体の安全のためには「沖縄の声」は切り捨てる、気の毒だが「沖縄」には犠牲になってもらうより他ない
――そのような政策も、判断も、絶対に許さない。
絶対に許してはなりません。
政権を担う与党の一員として全力を尽くしてきました。
しかし、この民主党の根本的な本質を変えることまではできませんでした。
これが、この3年、未熟ながら民主党議員として全力を尽くしてきた私が、この党から「離党」を決意した本質でもあります。
普天間に象徴される米軍再編問題がその最たるものです。
今や、ほぼ全ての県民が普天間の代替施設は県外・国外を望み、
辺野古に新しい基地は造るべきではないとの考えを表明しています。
これまで、何度も行われた世論調査からもこれは明白です。
米本国でやれないことが日本の領土では行われている。
まさしく日本国民の基本的人権、とりわけ日本国民である沖縄県民の人権が、長期にわたって侵害されているという現実、真実があります。
これに対して、本来、日本政府は、米国に異議を付きつけるべき立場にあります。
先陣を切って自国民の人権を守る。これが国の、政府のあるべきかたちであると私は信じています。
2009年8月、民主党のマニフェストには、「主体的な外交政策を構築し、緊密で対等な日米同盟関係をつくります」と書きました。私自身を含めて、多くの沖縄県民は、民主党の、そうした国民への誓いと新しいビジョンに期待をかけたのです。
しかし、実際はどうか。
例えば、目下の「オスプレイ配備問題」。
そこからも見て取れるように、「対等な関係」など、まったく構築できておりません。まして、直前に事故を起こしたにもかかわらず、配備そのものは計画通り行う。既定路線だから…という理由だけでオスプレイ配備は粛々と行います、などという日本政府の姿勢は、絶対に許されるものではありません。許してはなりません。
日本全体から見れば、「沖縄」の声、「沖縄」の意見、「沖縄県民」の思いなどは少数であるかも知れません。しかし、その少数の声を切り捨てるのであれば、もはや私がこの党にとどまる理由はない。そしてこれは、これまでの「自公政権」と何ら変わるものではない。このたび、私瑞慶覧チョービンが「民主党」に決別した最大の思い、このことを皆様に、正直に、率直にお伝え申し上げます。
もう一つの大きな理由は、言うまでもなく「消費増税法案」です。
「シロアリ退治なしには増税はしません」
‘シロアリ’とは、「天下り」のことです。「天下り」がある限り、どんなに増税をし、税収を上げることができたとしても、シロアリという天下りに増税部分を食べられてしまう、まったく意味がないということです。
これ、誰の話だと思いますか??
非常にわかりやすい。歴史に残る名演説だと思います。
野田さんが、野田総理が仰ったことです。これこそ「国民との約束」です。
「未来永劫、何が何でも消費税は絶対に上げるな」などとは言っておりません。
約束したことをまずやって、それからだと言っているのです。
また、この不景気、苦しい世の中で本当に苦労している、ギリギリの状態でなんとか暮らしている人のことをどこまで真剣に、リアルに、考えているのか?
生活にゆとりなどないたくさんの庶民、零細企業、自営業、農家、漁師、あるいは、増税による「コストの増加」がそのまま直撃する離島地域のこと。
こうした問題をなおざりにした「消費増税」など、私は、絶対に同調できません。
この思いと決意を皆様に強くお伝え致したい。
拙速な消費増税、「生活弱者」や「零細企業」、「条件不利地域」を顧みない消費増税への反対は、私をはじめ、今回、党本部に反旗を翻した多くの民主党議員がこの間主張してきたことです。
それに対し、野田さん、執行部の方々は「決められた政治をやる」とか「いま決めなければ日本の国債が暴落するんだ」とか、一方的な議論で、党内の手続きも、規約も無視した形で、まったく強引な手法に終始しました。
多数決すら採ることもありませんでした。
総理は、事あるごとに「決められない政治をやめる」と言います。
しかし、それ以前に、「決め方」が、「決めたこと」自体が間違っているのです。
「間違った決め事」、これをやらせてはなりません。
国民との約束は反故にする。また、党内の手続きすら踏まない。そんな政党にもはや正当性は無いと私は結論付けました。
しかし、改めて申し上げます。
このように道半ばで党を離れるに至ったこと。誠に申し訳なく、お詫びを申し上げます。
とりわけ、私のお願い、呼びかけで、党員・サポーターとなってくださった方々、おひとりおひとりに、心からお詫び申し上げます。
民主党の現状、ことここに至る結末は、誠に残念、というよりも無念極まりない。-そのような思いでいっぱいです。
本日、この報告会において、党員・サポーターの皆様には、私の思い、苦しい思いを含む胸の内をすべて正直に、率直に申し上げ、私からの国会情勢報告とさせていただきます。
説明不足なところ、あるいは、思慮の至らぬところ、どのようなお叱りもお受けする所存です。
どうか忌憚なく、率直なご意見、ご指導、ご鞭撻をくださいますよう、心よりお願い申し上げます。
以上
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民主党沖縄県4区総支部長としての最後の活動となりました。
当日、お集まりいただきました党員・サポーターの皆様には本当に感謝しております。
多くの激励をいただいたことも重ねてご報告いたします。
今後は、「無所属」という形で政治活動を続けます。
まず、何よりも「沖縄」の諸問題の解決、また、あるべき「沖縄」社会の実現に向けて、
全身全霊、努力を重ねてまいる所存です。
他方、国会内においては、小沢一郎議員が率いる「国民の生活が第一」会派に合流いたします。
委員会での発言、そのほか国会議員・立法府の一員としての活動基盤は、しっかり確保してまいります。
皆様のご理解を、願わくば、変わらぬご支援となお一層のご指導を、衷心よりお願い申し上げます。
以下、私が読み上げました声明文となります。
*********************************
私、瑞慶覧チョービンは、7月2日に民主党本部に「離党届」を提出いたしました。
そして、7月4日、「除籍処分」を受けました。
本日お集まりくださいました皆様におかれては、すべてご承知のことと存じております。
しかし、「チョービンは何を考えているのか」、「これからどうするつもりなんだ」、「本人の考えがよくわからん」
――ひとえに、私の至らなさによるものでありますが、これまで私を支えてくださってきた皆様方に、「驚き」あるいは「困惑」など、ご心配もおかけしております。
申し上げた「離党届」、「除籍処分」。すべて、覚悟と決意のうえに踏み切った行動です。本当に苦しく、悩みに悩み、苦しみ抜いた末の決断でもありました。
すべて、私自身が責任を負う覚悟でございます。しかし、本日は、これまで、そして今も、私、瑞慶覧チョービンを支えてくださっている皆様に、私の考えと胸の内を、苦しくもなぜこのような決断に至ったのか、このことを皆様方に直接お話をさせていただきたく、お越しくださいますようお願い申し上げました。
一体なぜそういう事態になったのか? 何があったのか?
まず、私が、沖縄選出の国会議員として送り出していただいた2009年にさかのぼって、お話をさせていただきます。
2009年8月30日、瑞慶覧チョービンは皆様方のご支援のもと、民主党の衆議院議員にしていただきました。私への投票総数は89,680票。本当に有り難いご支援、投票をいただきました。
それは、長年続いてきた「自民党政治」への決別であり、同時に、民主党が訴えてきた「政権交代」への熱い期待の結果であります。そして、「民主党」による新政権、ここから“新しい政治の流れ”が、始まることを誰もが期待し、希望を託しました。
私は今でも、2009年の解散総選挙は、新しい歴史が拓かれた瞬間だったと思っております。
そして9月16日、鳩山内閣が誕生しました。
私も議場で鳩山さんと固い握手を交わしました。
はっきりと覚えております。
あれから約3年。
その間、「民主党」に、皆様の期待を裏切るような未熟さ、お粗末、あるいは、政権政党としての至らなさ、数え上げても切りがない、不足、不十分があったことは否定いたしません。
しかし、すべては「国民」のため、新しい政治を期待して民主党に政権を託してくださった 数え切れない皆様の思いに応えるため、‘愚直にがんばる’、たとえ素人と馬鹿にされても、‘国民のための政治を貫く’-これが「民主党」の本質であると信じ、誠に未熟ではありましたが、私も、民主党員として、民主党所属の国会議員として、ひたすら全力を尽くしてまいりました。
そして今、皆様もご存知の状況、「消費税」、あるいは「普天間」、「オスプレイ」、あるいは「TPP」など、
個々の問題はお話し申し上げませんが、このような一連の問題とそのいきさつも経て、
今回、このような結末を迎えるに至りました。
私自身、民主党政権が、民主党の政治が、このようなことになるとは、予想だにしておりませんでした。
今回、総理だった鳩山さんは6ヶ月の党員資格停止になりました。一方、小沢さん、恐らく万人が認める「政権交代の一番の立役者」の小沢一郎氏は離党届を提出しました。しかし、その後、党本部は離党を認めず、除籍処分となりました。
そうした今回の一連の流れの中、党の方針、党の政策、党の運営に異議を唱え、あるべき民主党本来の姿を訴えて「反旗」を翻した民主党の国会議員は、衆・参合わせ、84人にのぼりました。
私もその一人でございます。
民主主義というのは、議論を尽くし、討論を重ね、最善の結果を導き出すため、限界まで努力をすることであると考えます。
最後、多数決で終わることもあるでしょう。
あるいは結論が出せそうにない場合、まだ時間的に余裕があれば、「保留」をするという選択も当然御座います。
いずれにしても、多数意見も少数意見も、尊重する/尊重されるというのが民主主義の原点であり、基本であると私は考えます。
まして、意見を異にする者を、あるいは、意に沿わない存在を、一方的に切り捨てるというようなやり方は、あってはなりません。まして、それが国民生活の基本、根本に関わることであるならば、絶対にやってはいけません。
今回、私が「民主党」という政党に愛想を尽かした
――正直に申します、心底愛想を尽かしました。
その理由は、根本的、根源的に、その点に行き着きます。
何よりも、全体のため、具体的に申し上げれば、日本全体の安全のためには「沖縄の声」は切り捨てる、気の毒だが「沖縄」には犠牲になってもらうより他ない
――そのような政策も、判断も、絶対に許さない。
絶対に許してはなりません。
政権を担う与党の一員として全力を尽くしてきました。
しかし、この民主党の根本的な本質を変えることまではできませんでした。
これが、この3年、未熟ながら民主党議員として全力を尽くしてきた私が、この党から「離党」を決意した本質でもあります。
普天間に象徴される米軍再編問題がその最たるものです。
今や、ほぼ全ての県民が普天間の代替施設は県外・国外を望み、
辺野古に新しい基地は造るべきではないとの考えを表明しています。
これまで、何度も行われた世論調査からもこれは明白です。
米本国でやれないことが日本の領土では行われている。
まさしく日本国民の基本的人権、とりわけ日本国民である沖縄県民の人権が、長期にわたって侵害されているという現実、真実があります。
これに対して、本来、日本政府は、米国に異議を付きつけるべき立場にあります。
先陣を切って自国民の人権を守る。これが国の、政府のあるべきかたちであると私は信じています。
2009年8月、民主党のマニフェストには、「主体的な外交政策を構築し、緊密で対等な日米同盟関係をつくります」と書きました。私自身を含めて、多くの沖縄県民は、民主党の、そうした国民への誓いと新しいビジョンに期待をかけたのです。
しかし、実際はどうか。
例えば、目下の「オスプレイ配備問題」。
そこからも見て取れるように、「対等な関係」など、まったく構築できておりません。まして、直前に事故を起こしたにもかかわらず、配備そのものは計画通り行う。既定路線だから…という理由だけでオスプレイ配備は粛々と行います、などという日本政府の姿勢は、絶対に許されるものではありません。許してはなりません。
日本全体から見れば、「沖縄」の声、「沖縄」の意見、「沖縄県民」の思いなどは少数であるかも知れません。しかし、その少数の声を切り捨てるのであれば、もはや私がこの党にとどまる理由はない。そしてこれは、これまでの「自公政権」と何ら変わるものではない。このたび、私瑞慶覧チョービンが「民主党」に決別した最大の思い、このことを皆様に、正直に、率直にお伝え申し上げます。
もう一つの大きな理由は、言うまでもなく「消費増税法案」です。
「シロアリ退治なしには増税はしません」
‘シロアリ’とは、「天下り」のことです。「天下り」がある限り、どんなに増税をし、税収を上げることができたとしても、シロアリという天下りに増税部分を食べられてしまう、まったく意味がないということです。
これ、誰の話だと思いますか??
非常にわかりやすい。歴史に残る名演説だと思います。
野田さんが、野田総理が仰ったことです。これこそ「国民との約束」です。
「未来永劫、何が何でも消費税は絶対に上げるな」などとは言っておりません。
約束したことをまずやって、それからだと言っているのです。
また、この不景気、苦しい世の中で本当に苦労している、ギリギリの状態でなんとか暮らしている人のことをどこまで真剣に、リアルに、考えているのか?
生活にゆとりなどないたくさんの庶民、零細企業、自営業、農家、漁師、あるいは、増税による「コストの増加」がそのまま直撃する離島地域のこと。
こうした問題をなおざりにした「消費増税」など、私は、絶対に同調できません。
この思いと決意を皆様に強くお伝え致したい。
拙速な消費増税、「生活弱者」や「零細企業」、「条件不利地域」を顧みない消費増税への反対は、私をはじめ、今回、党本部に反旗を翻した多くの民主党議員がこの間主張してきたことです。
それに対し、野田さん、執行部の方々は「決められた政治をやる」とか「いま決めなければ日本の国債が暴落するんだ」とか、一方的な議論で、党内の手続きも、規約も無視した形で、まったく強引な手法に終始しました。
多数決すら採ることもありませんでした。
総理は、事あるごとに「決められない政治をやめる」と言います。
しかし、それ以前に、「決め方」が、「決めたこと」自体が間違っているのです。
「間違った決め事」、これをやらせてはなりません。
国民との約束は反故にする。また、党内の手続きすら踏まない。そんな政党にもはや正当性は無いと私は結論付けました。
しかし、改めて申し上げます。
このように道半ばで党を離れるに至ったこと。誠に申し訳なく、お詫びを申し上げます。
とりわけ、私のお願い、呼びかけで、党員・サポーターとなってくださった方々、おひとりおひとりに、心からお詫び申し上げます。
民主党の現状、ことここに至る結末は、誠に残念、というよりも無念極まりない。-そのような思いでいっぱいです。
本日、この報告会において、党員・サポーターの皆様には、私の思い、苦しい思いを含む胸の内をすべて正直に、率直に申し上げ、私からの国会情勢報告とさせていただきます。
説明不足なところ、あるいは、思慮の至らぬところ、どのようなお叱りもお受けする所存です。
どうか忌憚なく、率直なご意見、ご指導、ご鞭撻をくださいますよう、心よりお願い申し上げます。
以上
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Posted by 沖縄4区・瑞慶覧チョービン at 17:13│Comments(0)
│オピニオン
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