【原発ゼロ】大飯原発地下の活断層再調査
「大飯原発のF-6断層が活断層かもしれない」と、事情を知る多くの市民が不安に思っている。
専門家の指摘によれば、活断層に関する再調査は意味のないものだという。
なぜなら、調査を請け負ったコンサルタントは、大飯原発を建設した会社の傘下にあるグループ企業だったから。
なぜ、ここに至っても疑念を持たれるような選定をするのか。新事実が、どんどん明らかになってくる。
専門調査を請け負えるだけの能力を持つ企業は、それほど多くはないかもしれない。
しかし、そう思う方には、是非、専門家でもある東洋大学教授(地形変動学)の渡辺満久さんの提案を聞いてほしい。
渡辺さんは、昨日(2012年8月7日付)、
「活断層学会等が推薦する第三者の専門家を立ち会わせることが必要」というトレンチ調査への要望書を、内閣に提出した。
非常に真摯な思いの伝わる要望だった。
それを受け、私たち国会議員有志も、「大飯原発の活断層調査に関する要望書」を、政府に提出することとした。
当然ながら、私も「賛同議員」に加わっている。
金曜日の反原発デモの参加者の方が、いみじくも仰っていた。
「今、国が変わるチャンスだ」 と。
国民の意識はすでに変わり始めている。
私たち国会議員も、遅れてはいけない。
日本にとって、それは必ず、良いこととなる。
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