2010年02月08日
チョービン論壇
チョービン事務所の山川です。
今回のチョービン論壇は2010年1月3日に某新聞社へ投稿した記事です。
天の時という言葉を知人から頂いた。後でもない、先でもない、今がその時だという意味である。神様がいるとしたら、まさにここだというタイミングなのだろう。
政治の場での大逆転が起きた昨年の日本はおそらくそれに当てはまる。長く続いた片寄った政治構造を国民の手によって変えたわけだ。誕生したのは連立混成団鳩山丸である。
国民の期待、県民の期待はそれは大変なものだった。
しかし、勇んで出航した鳩山丸を待ち受けていたのは、予測不能の大嵐。右に左にカジをとるも、大回りしてまた元に戻る。
さらに星条旗軍からの横槍も入るで、船上の1億3千万人は今や大騒ぎ。大混乱に陥っている。
混乱の原因が船長にあることは誰も否定しない。
ただ、意思決定集団として、周りにいる衆・参両構成員にも又、責任の一端はある。よほど気を引き締め、事に取りかからなければならない。
沖縄県民の怒りも頂点に達しようとしている。当然である。いっこうに定まらないカジ取りにしびれを切らしているのである。60年以上も置き去りにされ、やっと一緒に乗り込み、すぐにでも積年の想いを果たせると思いきや、この状態である。ここはぜひ鳩山船長には毅然とした態度で、一致団結まとまりを見せ、今後強いリーダーシップのもとグイグイと引っ張っていってもらいたい。
沖縄サイドからの要求は一点に尽きる。沖縄をこれ以上軍事利用するなということである。国土面積0.6%の沖縄が日米安保の75%を背負い続けてきた事実がある。その状況のもと、日本は経済発展を遂げてきた。
そのことに対して本土の方々は負い目を感じると口々に言う。本気でその事の解決策を考えるのであれば、今がまさにその負い目を解消する時であろう。日米安保に正面から向きあい、自分たちがどれだけ痛みを分かち合うことができるのか自らが提案をすべきだろう。それ無くしてこの事を解決する道はないと考える。
アジアに一番近い島に日本唯一の亜熱帯の島沖縄。よく見るとそこは宝の山である。軍事の島は実は宝の島だったのだ。われわれ沖縄はこの宝をいかにみがいていくかに全神経を集中していきたい。また、沖縄にはその事を要求する権利もあると考える。
唐やサシ笠、大和や馬の爪、沖縄や針の先、針の先や小さしが飲まらん。古くからの言葉を今噛みしめる

今回のチョービン論壇は2010年1月3日に某新聞社へ投稿した記事です。
天の時という言葉を知人から頂いた。後でもない、先でもない、今がその時だという意味である。神様がいるとしたら、まさにここだというタイミングなのだろう。
政治の場での大逆転が起きた昨年の日本はおそらくそれに当てはまる。長く続いた片寄った政治構造を国民の手によって変えたわけだ。誕生したのは連立混成団鳩山丸である。
国民の期待、県民の期待はそれは大変なものだった。
しかし、勇んで出航した鳩山丸を待ち受けていたのは、予測不能の大嵐。右に左にカジをとるも、大回りしてまた元に戻る。
さらに星条旗軍からの横槍も入るで、船上の1億3千万人は今や大騒ぎ。大混乱に陥っている。
混乱の原因が船長にあることは誰も否定しない。
ただ、意思決定集団として、周りにいる衆・参両構成員にも又、責任の一端はある。よほど気を引き締め、事に取りかからなければならない。
沖縄県民の怒りも頂点に達しようとしている。当然である。いっこうに定まらないカジ取りにしびれを切らしているのである。60年以上も置き去りにされ、やっと一緒に乗り込み、すぐにでも積年の想いを果たせると思いきや、この状態である。ここはぜひ鳩山船長には毅然とした態度で、一致団結まとまりを見せ、今後強いリーダーシップのもとグイグイと引っ張っていってもらいたい。
沖縄サイドからの要求は一点に尽きる。沖縄をこれ以上軍事利用するなということである。国土面積0.6%の沖縄が日米安保の75%を背負い続けてきた事実がある。その状況のもと、日本は経済発展を遂げてきた。
そのことに対して本土の方々は負い目を感じると口々に言う。本気でその事の解決策を考えるのであれば、今がまさにその負い目を解消する時であろう。日米安保に正面から向きあい、自分たちがどれだけ痛みを分かち合うことができるのか自らが提案をすべきだろう。それ無くしてこの事を解決する道はないと考える。
アジアに一番近い島に日本唯一の亜熱帯の島沖縄。よく見るとそこは宝の山である。軍事の島は実は宝の島だったのだ。われわれ沖縄はこの宝をいかにみがいていくかに全神経を集中していきたい。また、沖縄にはその事を要求する権利もあると考える。
唐やサシ笠、大和や馬の爪、沖縄や針の先、針の先や小さしが飲まらん。古くからの言葉を今噛みしめる

Posted by 沖縄4区・瑞慶覧チョービン at 19:24│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。