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2012年07月23日

【震災復興】素晴らしい先輩の話

仲本光正クイチャーパラダイス三線教室主宰は、私の琉大経済学科の一期先輩である。
関東を中心に、沖縄音楽三線教室を手掛けており、門下生は3,000名を下らないと聞く。
それだけでも誇らしいが、今日は、先輩の社会奉仕活動について書いてみたい。
これは、あくまで一例であって、これだけではない。

7月21日(土)、22日(日)の二日間にわたって、
岩手県宮古市を訪問。震災チャリティーコンサートを開催する。

私も同行。一部始終を見届けた。

【震災復興】素晴らしい先輩の話



仲本師匠の“いこうぜ、宮古”の鶴の一声に、門下生約100人が賛同。
自費で被災地に駆けつけた。

自家用車で大阪から参加した門下生や、
富山、石川から夜行バス貸切で参加された20名の門下生やらで、二日間大いに盛り上がった。

初日は宮古市民体育館にて、門下生全員による約2時間半のコンサート。
沖縄民謡やエイサー、沖縄県宮古島市のクイチャー(踊り)で、会場が一体感に。
そう、仲本先輩は、宮古島市の出身だ。

コンサートの締めは、“ウサギ追いし、彼の山……”の唱歌「ふるさと」で締めくくった。
涙ぐむ方々も大勢おられて、チャリティーコンサートは大成功の裡に終了。

その動画をぜひご覧いただきたい。

http://youtu.be/o_Rot7M1Jms


二日目は、4つのグループに分かれての活動だ。

1、赤前小学校~いわて生協
2、鍬ケ崎小学校~サンホーム宮古(老人ホーム)
3、みやこワークステーション(障害者の販売店)~わかたけ学園(障害者自立支援センター)
4、重茂漁協(宮古市内から30~40分)

それぞれの組が、訪問先で、ふれあいコンサートを行うという計画だ。

私は、先輩と一緒の重茂訪問組になった。
漁協組合の会館には、お年寄りを中心に100名程が参加された。

仲本先輩の絶妙なトークと色あでやかな琉球衣装に、会場は最初から盛り上がった。

リクエストに応えての「安里屋ユンタ」、「19の春」、「涙そうそう」。
皆でともに謡い、本当に「ふれあい」の名にふさわしいコンサートだった。

「こんな遠くまで来てくれて、ありがとう」

「震災の後、重茂まで来てくれたのは、はじめてだべ」

という声を聞くことができたのが、何よりだ。

仲本光正先輩は、最後に、宮古市の皆様にこう問うた。

「やるからには、10年間はやり続ける。来年も、また、来ていいですか」

本当に素晴らしい先輩だ。

ワイド―宮古。

ぜひ、みんなの笑顔のクイチャーを下記のリンクからご覧いただきたい。
http://youtu.be/PXGjh1coY5o



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Posted by 沖縄4区・瑞慶覧チョービン at 19:06│Comments(1)オピニオン
この記事へのコメント
クイチャーパラダイス事務長の草野です。

私達の公演ツアーに同行していただき、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。

取り急ぎ、お礼のコメントまで。

草野俊哉拝

追伸
アップしていただきました動画には、私も写っておりました。
感謝です (^^ゞ
Posted by 草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ!草野俊哉@三線弾いてハッピーライフ! at 2012年07月24日 01:22
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